世界の絶景ベスト10を選んだ際にご紹介した、ナミブ砂漠。アフリカの子連れ旅行は関係ありませんが、世界一周旅行をご検討される場合にはかならずオススメしたい絶景ポイントです。もちろん子連れでも連れていけると思いますが、キャンプなどに耐えられるくらいの年齢のほうが良いと思います。
そして、そこを旅していた時の日記が出てきました。
私は日記をつけるときに、その国のまとめや感想なども一緒に書いていたため、記事としてご紹介しようと思います。世界の絶景のことについては以下の記事ご覧ください。
日本人にとってはあまりなじみのないアフリカの国ナミビア。でもこのナミビア、もしチャンスがあればぜひ訪れていただきたい国です。なんといってもハイライトはナミブ砂漠です。あの火星とも思えるような絶景は二度と忘れません。
2003年夏に訪れたときに残したメモが以下の通りです。
南アが事実上統治していたこともあり、黒人達は南アよりも概ね人は良くいい人が多いが、雰囲気は南アフリカによく似ている。そのため、ナミビアからジンバブエに行ったときに感じた大きな黒人達の雰囲気の違いはいまだに記憶に残る。(※注;南アフリカやナミビアはアパルトヘイトの影響だったのか、黒人の白色人種や黄色人種に対する壁の高さがジンバブエなどのほかの南部アフリカの国々に比べて高い気がしました)
したがって南ア同様人々と話をするとき文化の話は、まずでてこない。それよりもこの国は大自然がすばらしいのでそれだけをみることにしぼってしまった。ほぼナミブ砂漠しか見ることなく過ぎてしまったが、他にエト-シャ国立公園やフィッシュリバーキャニオン(米国グランドキャニオンに次ぐ、世界2位の大渓谷)があると考えるとさらにすばらしい。
それにしてもナミブ砂漠はすばらしかった。ナミビアだけをじっくりまわる旅もありだったなと今になって感じる国である。ただし、公共機関で観光地に行けないのが難点か。すべて(現地発着の)ツアー参加しない限り、レンタカーかヒッチでしか行けないと思う。さらにいえば車の数自体も少なく、ヒッチはかなり時間のある暇人しかできないと思う。どちらかというとこの国、リッチ旅行者の方が旅行しやすいのでは!?物価は南ア並なり。
ナミブ砂漠についての記事は下の通りです。
アパルトヘイトの影響もあり、人とのコミュニケーションを求めても表面的なものだけで終わってしまう可能性があるかも知れませんが、10年前に訪れた国なので、今はどうでしょうか。
ちなみに交通のこととかも記録が残ってました。へえ~って感じ。
ナミビアはとにかく公共機関が整備されていない。利用する人がいないからなのかわからないが、とにかく移動はめんどくさい。ナミビアだけが目当てでアフリカに行かれる方にはツアーをおすすめしたい。とりあえず首都ウイントフックを含めて市バスというものを見た記憶がない。
とはいっても大都市間にはミニバスがかなり走いた。大型バスも走っている都市もあった。ミニバスは基本的に大型バスより安いのでgood!
また、大都市間ではヒッチハイクも可能なよう。旅行者は結構やってます。一応複数人でやるようにしたい。ただし、ソススフレイ(ナミブ砂漠の観光の拠点になるところ)のような観光客しか行かないようなところはかなり難しいので現実的ではないように感じたが・・・。
治安は概して良好であった。南アフリカにいるときのような緊張感はない。ウイントフックにいるときに、強盗に遭いそうになったが現地の人がその強盗っぽい人を追っ払ってくれ、「あんた狙われてるわよ!」って声かけてくれて。「ありゃ俺をねらってるなあ」と思いつつ歩いていたときに追っ払ってくれた。めっちゃいいおばちゃんだった・・・。
意外とマラリアの危険はないらしい。
これを読んでいると、ちょっと子供は連れていくの難しいかもしれないですね・・・(;^ω^)
もちろん、バックパッカーとして訪れた場所なので、ある程度お金を使ったりしたらもう少し環境の良い状態で旅できるのかもしれません。しかし、かなり長距離の移動になるため、お子さんが小さい時には連れて行くのはあまり簡単ではないと思います。率直な感想で申し訳ありませんが・・・。
とはいえ、間違いなく、絶景です。火星とも称されるような、アフリカを代表するこの光景、ご興味ある方はぜひ。
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