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世界の絶景④ マサイマラ国立保護区

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多くのアフリカの動物が見ることのできるサファリ。そのサファリができる世界でも有数の国立公園(保護区)が、ケニアにあるマサイマラ共和国です。

マサイマラ国立保護区の場所ですが、ケニアという国にあり、タンザニアという隣接する国の「セレンゲティ国立公園」とつながっています。マサイマラ国立公園だけで、大阪府くらいの面積だそうです。っていうことは東京くらいでかいってことじゃんか・・・w

ここは、子供たちが生まれてから出た旅でぶっちぎりで一番良かった場所であり、控えめに言って、世界中を訪れてきた私にとって、久しぶりにサファリ旅行は旅人でもない万人におすすめできる旅行先でした。





 

【感想まとめ】

①子連れでもムチャクチャ楽しめる

②大自然を満喫できるが、子供たちは動物しか興味がなかった

ハクナマタータ

 

子連れでもムチャクチャ楽しめる

今回長い飛行機を乗り、わざわざアフリカまで行っても、子供たちが楽しんでくれなかったらどうしようかという不安がありました。なぜなら15年以上前に、南アフリカ共和国でサファリをしたときの経験で、サファリはなかなか動物が見つけ出せないという待ち時間といいますか、忍耐が必要だということを知っていたというのがあります。

南アフリカのサファリは、いわゆる日本人が思い描くような、広大な草原にたくさんの動物たちがいるというようなイメージとは違い、どこまでも続くブッシュ(低木)があって、そこから動物を見つけ出したりしていくというイメージです。私がすごくよく覚えているのは、突然茂みからライオンがばびょーん!と登場するという場面に出くわしたことです。

南アフリカクルーガー国立公園にて。こんな感じです。ブッシュの裏に行ったらもう見えませぬ・・・。

なので、今回のケニアはサバンナ(草原)が広がっているとは聞いていたものの、ある程度のブッシュとかはあるんだろうな、そこまで狙った動物を見ることは難しいだろうなと思っていました。探すガイド(ドライバー)の力量にもよるとよく言われますし、草食動物の宝庫といったってそんなに見れないんじゃないかなあ~もちろんライオンとか、たくさんのシマウマとか見れたらいいなあ~

 

「ライオンとか見つけるの大変なんだよ~ゾウもたくさんは見れないかもね~バッファローはパパ南アフリカでは1回しか見れなかったよ~」

と子供に教育し、待つことが大事!と教えてケニアに乗り込みました。実際動物見るには忍耐が必要!木に隠れてる動物も見つけようね!とノリノリで子供とはしゃぎ・・・。

マサイマラ国立公園に到着し・・・さあて・・・探すゾウ!!!!

 

 

 

え・・・( ゚Д゚)

 

いやいやすっげえ草原じゃないか!!!!

 

ってあれ・・・

 

 

いやよく見るとバッファローやないかい!

 

 

 

ゾウもめっちゃいるしい!!!!!

奥にもたくさん見えるしい!!!!!

 

この写真、サファリ開始から10分以内です。私の中で、

 

10分でケニアが南アフリカに圧勝

 

何たる絶景。感動。

 

子供たち『パパぁ~動物むっちゃいるね!!!!パパの話と違ってよかった~!』

う、うんすごいね\(゜ロ\)(/ロ゜)/

ま、まあライオンは見つけられたら子供たちも喜ぶだろうなあ~

 

 

ガイド「Ah? Lion? hakuna matata! You can see many lions everyday.」

(何言ってんだお前?ライオンなんて毎日会わせてやるよ)

 

いやいや、毎日会えるんかい!!!!!

 

やべえ・・・格が違う・・・。ちなみに本当に毎日、毎サファリでライオン見てました。

 

南アフリカで私はサファリを経験したことがありました。しかし、ごめんなさい、格が違った・・・。

 

むっちゃ動物見れますし、すさまじく数が多いです。なん百とかそういうレベルじゃなく、万という単位。

本当にそれだけで子供たちも大人たちも大満足でした。

ヌーの川渡りも見れたのですが、正直それがなくてもマサイマラの絶景を見るだけで行く価値があると思います。

 

 




 

②大自然を満喫できるが、子供たちは動物しか興味がなかった

大人も大自然で楽しめたのです。こんな写真じゃあうまくおつたえすることできませんが、

 

こんなような大草原の朝焼けむっちゃキレイだし、とにかく地平線が見える大草原なんて初めてではないもののなかなか見るものではないので、鳥肌ものです。いままで地平線はもちろん何度もみていますが、その地平線に沿って万単位の動物たちが優雅に走ったり、草を食べたり寝ていたりする、壮大な生き物のドラマが広がっているわけです。南アフリカではこんな大草原はなく、ボツワナでゾウの100頭以上の大群に遭った時でも、ブッシュにゾウ達は消えていったのに、ここでは何㎞も先まで動物たちの姿が見えてきます。動物だけでも感動なのに、この大草原。パパ感動だよ( ;∀;)

なので子供たちにもその雄大さを伝えようとしたところ

 

わたし「ほら~朝焼けキレイだよ~!大草原もマジすごい・・・」

長女「ああキレイ・・・ハハハ!シマウマおしっこしてる!見てみて~!」

長男「・・・」(見もせずに反対側でインパラの写真を撮っている)

 

(*’ω’*)

 

うん、まあ小さな子供にはそうかもしれません・・・。

というわけでやはり大自然の中に家族旅行しに行くより、動物と触れ合ったり動物を見に行くというのは楽しさや記憶に残るという点では大きく上回っているようです。実際景色がきれいだったということを下の子はほぼ言いませんでした。

しかしそれを補うほど、動物、とくに草食動物の群れ!というかヌー!が見れます。草原に万単位でいるシマウマやヌー達を目の当たりにした時の子供たちの笑顔が忘れられません。壮大な大草原に、大量の生き物たちのドラマがあります。

 




ハクナマタータ

「Hakuna Matata」

ケニアで広く話される現地の言葉であるスワヒリ語で、「no problem」の意味です。ウォルトディズニーの映画「ライオンキング」でも出てくるワードで、ケニアに行く人あるいは行ったことのある方なら必ず遭遇する言葉です。英語の吹き替えでは「ハクナマタタ」と発音していますが、現地の方々との会話では「ハクナマタータ」と延ばす方がただしい?発音のようです。

このハクナマタータ「Hakuna Matata」、とにかくしょっちゅう出てきます!

 

以下一例です。会話は英語ですが、便宜上日本語で書きます・・・。

・私「あ動物のうんちふんじゃった」 → ガイド 「Hakuna Matata!」 これはわかる・・・

・私「ナイロビってマラリアいないの?」 → 現地のホテルのフロント「Hakuna Matata!」 いるのかいないのかどっち!?

・息子がドライブ中に「おしっこもれる~!!!」 → ガイド「OK、Hakuna Matata!」 なにがやねん

・娘がレストランで「オムレツ プリーズ!」 → コック「HAHAHA cute girl, Hakuna Matata!」いや、答えになってない!

・よめ「今日はお酒はいらないです」 → ウエイター「OK,Hakuna Matata.」 言えばいいと思ってない?!

 

というように、ようわかりません・・・。まあわかるんだけど、あいさつみたいなもんなんですかね。

とりあえず困ったら笑顔でハクナマタータ!!

 

アフリカ怖い?子連れ怖い? ハクナマタータ!!

スワヒリ語・英語わからない? ハクナマタータ!!

ハクナマタータ? ハクナマタータ!!

 

なんか伝わりましたでしょうか・・・。




子連れにこそおすすめケニアサファリの旅

私はがんばって一度はお金貯めてサファリは行った方がいいと思っていますが、それはこのマサイマラを訪れたことによってさらに確信へと変わりました。旅好き・動物好きなら特に。お子さんの有無関係なく。とにかく絶景です。

遠いかもしれませんし、お金もかかるかもしれません。それでも、自然の厳しさ、広さ、強さ・・・。様々な光景が相まって、素晴らしい世界へとみなさんを導いてくれると思います。

自信をもっておすすめできる絶景スポットです。

 

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子連れでアフリカにサファリしに行ったら164万円かかりました

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 旅人、元バックパッカー。内科医。18歳の時に約10か月ほどかけて世界一周を経験。西回りに世界を駆け巡り、その後も休みがあれば旅を続け、今まで訪れた国はだいたい60か国くらい。旅で出会った日本人女性と結婚し、妻と子供2人の4人家族。

今まで1人旅・カップル旅を経て、家族旅行するようになっても世界中のどこへでも行く旅好き家族に。

「子供がいるからそこへは行けない」ということがないわけではないけれど、子供たちのためにも、子供たちのためになるのであれば、どこへでも行きたい、世界一周旅行でも行きたいと妄想し続けるアラフォー。まずの目標は「50歳でもう一度妻と世界一周する」。

夢は、世界のすべてをこの目でみること・世界の広さや美しさを子供に、そして世界に広めること。

今の充実した生活の原点を作り出したのが自分にとっては旅だった。見るものすべてが新しかったあの旅の感動は忘れられない。

 

2020年末をめどにアジア某国に家族で移住予定。旅の話とともに、移住の話もお伝えしていこうと思います。

子連れ旅行のことを中心に、役に立てたらうれしくおもいます。

 

Instagram:アイジュ




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