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ケニア子連れ旅行とスワヒリ語~ライオンキング~

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さて、今回は旅行に欠かせない言葉についてです。

ケニア・マサイマラとナイロビ、それからタンザニアのザンジバルを我々は今回アフリカで旅行したわけですが、そこでは便利なことに英語とスワヒリ語が広く話されているため、英語だけしゃべっていればどうにかなります。というか英語が通じないことはサファリ旅行している限りはまあまずないです。たま~に現地の人で英語が苦手な方がいるくらい。おそらく教育を受けていない層はできないのだと思います。

ここでは現地であるスワヒリ語と、英語・日本語を比較して、現地の方と少しでも会話を楽しめるようにご紹介したいと思います。子連れ旅行・家族旅行で行かれる場合は、ただでさえ大人がスワヒリ語を言っても喜んでくれるのに、子供たちが少しのスワヒリ語で話しかけてくれればそれはもう相当喜んでくれるはずです!

意外と聞いたことのある言葉もあるかもしれません。それは多分ライオンキングのおかげ!?




スワヒリ語について

スワヒリ語はもともとアフリカに昔からあった現地の言葉に、古くから貿易などで交流が深かったアラブ商人の影響を強く受け、いわばごちゃ混ぜになったのがスワヒリ語だそう。今でもスワヒリ語の語源の半分近くがアラビア語から来ているらしい・・・。

そもそも、スワヒリという言葉自体も、アラビア語で「海岸(に住む人)」という意味のアラビア語から派生しているらしいです!面白いですね。サファリという単語も旅行を意味するアラビア語の「safra」という言葉を語源にしているとか。数字とかもかなり似ているらしい。

とはいえ、我々アラビア語のできない旅行者にとっては関係ないよね・・・アッサラームアレイコム(アラビア語でこんにちは)しかわからないし・・・。と思っていたら1つスワヒリ語で私も「あ!アラビア語と似ている!」と思った言葉がありました。それがmaji(マァジ)。スワヒリ語で水のこと。これがアラビア語だとマァなんですよね。同じなのかは知らんけど。

 

マァ→マァジって似てると思いません?

 

だれかスワヒリ語わかる方教えて・・・由来は同じなのでしょうか・・・。

 

 

さて、それでは知っておいて損のないスワヒリ語から。スワヒリ語はもともと文字がなかった?ことも影響しているのか、基本的にローマ字読みで通じます。

 

絶対聞くスワヒリ語

①ジャンボ 「Jambo」 / Hello / こんにちわ

こんにちは!まずは挨拶を現地語でいきたいですよね!とりあえず朝でも昼でも夜でもなんでもジャンボ!でOKです。

ケニア人は気さくな方が多い印象でした。特に観光に携わっている人たちはかなり気さくですので、積極的にジャンボしましょう!

 

ちなみに世界的に「巨大な」の意味で使われる「ジャンボ」は、とても大きかった実在のゾウの名前から来ているものであって、発音も同じですがスワヒリ語に「巨大な」という意味はありません。とはいえ、このゾウのジャンボ君もスワヒリ語のジャンボが由来の一つらしいです。フランスのパリ動物園→ロンドンの動物園→アメリカのサーカス団などへ引き渡され、各所のマスコット的な存在になったゾウの名前がジャンボ(日本語では同じ表記ですが、ローマ字ではJUMBOなので違うものです。)となって一躍世界中で有名となったためその名前が知られるようになったそうです。

「ジャンボ」の語源になった伝説のゾウとその数奇な運命

あと、これに合わせてたまにハバリー「Habari」ということもたまに言われますが、How are you?に近い意味だそうです。あまり使わず・・・。

 

 

②ハクナマタータ 「Hakuna Matata」 / no problem / 問題ない

ケニアで広く話される現地の言葉であるスワヒリ語で、「no problem」の意味です。ウォルトディズニーの映画「ライオンキング」でも出てくるワードで、ケニアに行く人あるいは行ったことのある方なら必ず遭遇する言葉です。英語の吹き替えでは「ハクナマタタ」と発音していますが、現地の方々との会話では「ハクナマタータ」と延ばす方がただしい?発音のようです。「ハクナ マタァタ」みたいなかんじかな?

 

このハクナマタータ「Hakuna Matata」、とにかくしょっちゅう出てきます!

 

以下一例です。会話は英語ですが、便宜上日本語で書きます・・・。

 

・私「あ動物のうんちふんじゃった」 → ガイド 「Hakuna Matata!」 これはわかる・・・

・私「ナイロビってマラリアいないの?」 → 現地のホテルのフロント「Hakuna Matata!」 いるのかいないのかどっち!?

・息子がドライブ中に「おしっこもれる~!!!」 → ガイド「OK、Hakuna Matata!」 なにがやねん

・娘がレストランで「オムレツ プリーズ!」 → コック「HAHAHA cute girl, Hakuna Matata!」いや、答えになってない!

・よめ「今日はお酒はいらないです」 → ウエイター「OK,Hakuna Matata.」 言えばいいと思ってない?!

 

というように、ようわかりません・・・。まあわかるんだけど、あいさつみたいなもんなんですかね。

とりあえず困ったら笑顔でハクナマタータ!!

 

 

③アサンテ 「Asante」 / Thank you / ありがとう

人間で会話する以上必ずいうであろうこの感謝の言葉。このアサンテあるいはアサンティというような発音で言われるような気がします。

これにvery muchの意味がある「sana」 サナを付けて「Asante sana」アサンテサナといったりすると喜ばれます。もちろん言われることも多々あります。

ちなみにsanaはThnak you以外でもvery muchの意味があるのかもしれませんが、私にはよくわかりませんでした。

 

 

④カリブゥー 「Karibu」 / you are welcome  /  どういたしまして

Asanteに対して言われるこの Karibu。セットで覚えていただくのが良いと思います。うちの子供たちも1人で「Asante~ Karibu~」とか言って覚えていましたw

 

 

とりあえず子供たちでも覚えたスワヒリ語は以上の通りです。

あとはわかりやすく、ライオンキングで登場する言葉からご紹介します。HAKUNA MATATA以外でね。

 




ライオンキングの登場人物からスワヒリ語を学ぼう!

主人公 シンバ(simba) = ライオン

ヒロイン ナラ(nala)= 贈り物、プレゼント

シンバのお母さん  サラビ(sarabi)= 蜃気楼

執事の鳥 ザズー(zazu)= 動作、動き

イボイノシシ プンバァ(pumbaa) = バカ、にぶい

マンドリルの長老みたいなやつ ラファキ (rafiki)=  友達 

姉御みたいなハイエナ シェンジ(shenzi )=  獰猛・野蛮な 

短気なハイエナ バンザイ(Banzai)= コソコソする

 

この中で、現地の会話でも聞いたことのあるのはシンバとラファキです。あとは現地の人に聞いたり調べてみましたが、会話でできそうなのはナラとプンバァくらいですかねえ・・・。

シンバ=ライオンは、サファリに訪れる方にとっては知名度も高いので、ライオンの置物に「SIMBA」とだけ書かれて展示されていることもあります。

とりあえずライオン見たければシンバ!シンバ!と叫べばOK笑。

 

すべてハクナマタータです

いかがだったでしょうか?スワヒリ語を学んでみようのコーナーでした笑。

アフリカに行って、言葉で困ることがあるかもしれませんが、彼らにとっても英語は母国語ではありませんし、スワヒリ語を話してみようとする人間を邪険にするような方々ではないですのでとにかく話しかけてみてください。きっと素敵な出会いが待っているでしょう。

それと、アフリカに行かれる皆様にアドバイス。それはとにかくケニア・タンザニアの方はHAKUNA MATATA大好きです( ゚Д゚)

めっちゃ言ってきます。だからね、大丈夫です。ぜひアフリカ楽しんでいってみてください!

アフリカ怖い?子連れ怖い? ハクナマタータ!!

スワヒリ語・英語わからない? ハクナマタータ!!

ハクナマタータ? ハクナマタータ!!

 

 

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 旅人、元バックパッカー。内科医。18歳の時に約10か月ほどかけて世界一周を経験。西回りに世界を駆け巡り、その後も休みがあれば旅を続け、今まで訪れた国はだいたい60か国くらい。旅で出会った日本人女性と結婚し、妻と子供2人の4人家族。

今まで1人旅・カップル旅を経て、家族旅行するようになっても世界中のどこへでも行く旅好き家族に。

「子供がいるからそこへは行けない」ということがないわけではないけれど、子供たちのためにも、子供たちのためになるのであれば、どこへでも行きたい、世界一周旅行でも行きたいと妄想し続けるアラフォー。まずの目標は「50歳でもう一度妻と世界一周する」。

夢は、世界のすべてをこの目でみること・世界の広さや美しさを子供に、そして世界に広めること。

今の充実した生活の原点を作り出したのが自分にとっては旅だった。見るものすべてが新しかったあの旅の感動は忘れられない。

 

2020年末をめどにアジア某国に家族で移住予定。旅の話とともに、移住の話もお伝えしていこうと思います。

子連れ旅行のことを中心に、役に立てたらうれしくおもいます。

 

Instagram:アイジュ




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