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各国一言メモーcountrymemoー

各国一言メモーバングラデッシュ編People’s republic of Bangladeshー

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2005年8月に観光客としてバングラデッシュに訪れています。

世界最貧国(何をもって最貧国なのかよくわかりませんが・・・)という声も大きいバングラデッシュ。とにかく観光地はありません。人や文化を見に行ったという感じでした。

 

とにかく外国人の少なかったこの国。ビジネスマンも少ないうえに、ツーリストなど皆無に近い。そのため、中流~上流階級の人々は別であるが、ダッカであっても視線を浴びまくる上に囲まれ、「マザーカントリー?」と質問攻めにあう。この「マザーカントリー?」は「母国はどこだい?」みたいに使われ、常にバングラディシュ人から聞かれまくるが、その質問に「JAPAN!!」と答えたものならばさらなる注目を浴びることになる。さらに、それを聞いた人々は周りの人々に「奴は日本から来たらしい」ということを伝えていくので、気付くと数百m先の変なおっさんにまで日本人であることが伝わってしまっている、なんてこともある。

それくらい関心を示し、恐ろしいほどの好奇心を目のあたりにすることになるのである。その好奇心のために100人近い人間に囲まれてじ~っと見つめられることもまれではない。とにかく、外国人観光客は、見つめられる→囲まれる→国を聞かれる→さらに見つめられる、が繰り返されること山の如しなので疲れてしまうほど。この国を旅行した人ならばみなさんこういった感想をまず始めにだすだろう。

見所も特になく、「行っても仕方ない」とまで言われ、東南アジアのなかで観光客から取り残された感のあるバングラディシュだが、逆にバングラディシュ人達のすさまじいまでの好奇心が最大の魅力であるとも言えるのではないかと思う。人懐っこく、好奇心旺盛でいて信じられないくらいに親切にしてくれる。ときには親切すぎて、嫌になるくらいつきまとわってくるかもしれないが、とにかくみんな人が良く旅行もしやすかった。

しかしながら、今回の旅行で衝撃的だったものは、その貧困さであった。主観的であり、一概には比べるものではないが、貧困さは今まで私が訪れたアフリカ各国よりもひどかった。ジンバブエやザンビアではスラム街とも言えるような、貧しい場所も訪れたりしたが、バングラディシュの貧困は衝撃的だったのだ。

そして何よりも心を打たれたのは彼らの笑顔である。ちょっとかっこつけているように思われるかもしれないが、彼らは本当ににこにこする人々が多い。ジンバブエなどの他の貧困な国の中で、笑っている人が多く人の良い国という国はあったが、バングラディシュはくらべものにならなかった。多くの子が学校に行けず、識字率が50%以下、女性に関しては(イスラム教ということなので仕方ないが)30%を切るという教育事情の有様。

学校の子供達も、ノートを買う金がないために新聞紙や雑誌などに文字や文章を重ね書きして文字などを勉強しているというのが現状だった。無論、大都市の学校ではこぎれいな格好をした学生を見かけることが出来るが、国民の過半数以上が貧困層のこの国では、ノートやボールペンは高価なもの。そんな中、現地の小学生達に会ったときに求められたもの・・・

それは、「自分のノート(破れた新聞紙)にあなたの名前と携帯番号を書いて欲しい」という願いだった。

きっと彼らにとっては「貴重な『日本にあったらただの燃えるゴミ』の様な紙に、自分が外国人という未知の世界にふれることの出来た喜びを確かに残してもらいたい」と思ったのだろう。彼らの無邪気さや生きる力強さはすさまじく、胸が熱くなった。間違いなく、日本にいたら捨てられるような、ぼろぼろの新聞紙である。それをノートにしているというだけで胸が痛いのに、100人くらいの子供達に囲まれて「Name!Mobile number!!」と叫びながら、必死に頼んでくる彼らを目の当たりにして、正直何一つ不自由ない家庭に生まれた自分に対して疑問を感じてしまうほどだった。そのとき、時間もあまりないうえに、生徒達の数が多すぎて我々の直筆のサイン(?)を手に入れることができた子供は15人ほどだったと思う。書いてもらえなかった子供達がとても残念そうにしていたのをすごく覚えている。それほどまでに彼らは、外国というものに興味があり、それについて知りたくてたまらないのだ。何かを知ろうということにこれほど飢えていたのは、後にも先にバングラデッシュ人が最後かと思う。

彼らは笑っている。もちろん暗くてつらそうな顔で生活している者も多いが、バングラディシュ人はとにかく優しく親切で、好奇心旺盛なのだ。その上、彼らは真面目で本当によく働く。彼らは仕事が欲しくてたまらないのに、仕事が得られない・・・そういう風に嘆いているバングラディシュ人が本当たくさんいるそうだ。(現地のバングラディシュ人談。)ゆえに、経済的に劣っている自分たちをとても恥を感じているようで、実に多くの人が残念そうな顔をしながら「バングラディシュは悪い国で日本は良い国だ 」と呟いていたのがとても痛かった。

日本人でバングラディシュに行く多くの方はダッカの外国人居住区周辺に住んでいることが多いそうだ。その地区にあるゴルフ場にてゴルフを楽しんでいるなんていう外国人もいる。そのすぐ裏で、電車のレールに沿って実に数千、数万人という貧困層が、ビニールシートとがらくたで出来た、家らしきもので生活しているのだ。

実に考えさせられる旅行だったことは間違いない。

 

 

 

バングラデッシュに旅される方は結構珍しいと思いますが、よい意味でも悪い意味でも非常にユニークであり、考えさせられる旅でかなり強烈な印象が残っています。バングラデッシュの旅行記に関しては以前ホームページには掲載していたのですが、いずれまた公開したいなと思っています。

 

たまたまですが、このバングラデッシュに訪れてその貧困をどうにか改善できないかをご自身なりに考えて会社を作られた方がいます。ユーグレナという会社を立ち上げられた出雲さんという方です。ユーグレナはだいぶ知名度も上がってきましたので、ご存知の方もいらっしゃるでしょうか?ミドリムシの会社です。

この会社が設立されたのが、ちょうど私がバングラデッシュに行っている時。この会社が上場する前に、TVの特集で組まれたユーグレナの番組を見て、その信念と発想のユニークさに興味を持ち、上場した後に迷いなく株主になりましたが、その後そのきっかけがバングラデッシュであったこと、設立したまさにそのとき私がバングラデッシュにいたことなど、偶然ともいえる共通点が多かったため、今では勝手にユーグレナを応援しております笑。株も買い増しに買い増し・・・。実は出身高校も今の私と関連があったり・・・。

 

もしご興味ある方は社長さんの本もありますのでご覧になってみてください。私もいつかはこの方の講演や株主総会にも行ってみたいと思っています。


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 旅人、元バックパッカー。内科医。18歳の時に約10か月ほどかけて世界一周を経験。西回りに世界を駆け巡り、その後も休みがあれば旅を続け、今まで訪れた国はだいたい60か国くらい。旅で出会った日本人女性と結婚し、妻と子供2人の4人家族。

今まで1人旅・カップル旅を経て、家族旅行するようになっても世界中のどこへでも行く旅好き家族に。

「子供がいるからそこへは行けない」ということがないわけではないけれど、子供たちのためにも、子供たちのためになるのであれば、どこへでも行きたい、世界一周旅行でも行きたいと妄想し続けるアラフォー。まずの目標は「50歳でもう一度妻と世界一周する」。

夢は、世界のすべてをこの目でみること・世界の広さや美しさを子供に、そして世界に広めること。

今の充実した生活の原点を作り出したのが自分にとっては旅だった。見るものすべてが新しかったあの旅の感動は忘れられない。

 

2020年末をめどにアジア某国に家族で移住予定。旅の話とともに、移住の話もお伝えしていこうと思います。

子連れ旅行のことを中心に、役に立てたらうれしくおもいます。

 

Instagram:アイジュ




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