私はかつて世界一周をしたことがあります。もちろんそれがもとにあるために、子連れでも家族でも世界一周をもう一度したいと思っています。
世界一周経験者としてよく聞かれること。それは
「どこ(どこの国あるいはどこの遺跡など含めて)どこが一番よかった?」
というご質問と
「人生観変わったでしょ?」
というご質問です。もちろんほかにも「どこの女が一番きれいやった?!」とか「一番ビールうまいのは?」etcいろいろ聞かれますが、やっぱりこの二つが多いように思います。
このうち、1つ目の質問のどこが一番か?ということについてはなかなか難しいということを何度かお答えしたことがあります。なぜなら「遺跡として一番良かったのは?」「景色が一番良かったのは?」というように、見方によって大きく変わってしまう答えだからです。たとえば私にとって一番「きれいだった朝焼け」はぶっちぎりでボリビアのチチカカ湖でみた朝焼けです。これはもう絶対譲れない光景で、いまだに目に焼き付いています。まさに震えるほどの感動を景色で味わいました。
でもじゃあボリビアが世界で一番だったか?というと、うーん。ウユニ塩湖も行ってないしなんとも・・・。という感覚なんです。
絶景についてまとめた記事もありますが、これもあくまで参考だと思っています。
ただ、「人生観変わったか?」ということについては私は明確にお答えできます。
人生観とは?
多くの旅人がこの質問に対してご自身のブログやHPやインタビューで答えられているみたいですね。大辞林で人生観という言葉を調べてみました。
人生観:人生に対する見方。人生の目標・意味・価値などについての全体的、統一的な見方で、人生とは何か、人生いかに生きるべきかについて、具体的、実践的な記述・指針を含む。
価値観が変わったという意見も世界一周の感想として挙げていいらっしゃる方もいますが、確かに【人生の価値】というものの見方が変わっていれば、人生観が変わったと考えてもいいということなのでしょうか。言葉の専門家ではないですし、あまり断定はできませんが、価値観や人生の目標などについて考え直すことができれば人生観が変わったと考えてよさそうです。
以上のような個人的な解釈をもとに、「世界一周をしてあなたは人生観が変わりましたか?」と聞かれ、YESかNOかで答えてほしいといわればわたしは必ず
YES
と答えています。
世界一周経験者の方々でも「人生観は変わらなかった」と答えている方は多くいらっしゃいますが、私は間違いなく変わりました。とはいえ、何より変わったのは人生観ではなく、人生そのものでした。
どうしてそう言い切れるのか?
どういった点からそう思うのか?
その思いをつづってみたいと思います。
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