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旅行先の言葉

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海外を旅行するときに多くの人がもっとも気になる事はおそらく言葉の問題だと思います。ブラジルのサンパウロなど日本人社会が形成されている土地を除いて、外国語を、特に現地の言葉を話さなくてはいけません。観光地ばかりを旅行する場合、英語を話すだけでも十分旅行できますが、現地の人と接して現地の文化と触れたい!というひとはある程度現地の人が話している言葉を覚えていく必要があります。(というか旅行自体は正直言葉なしでもできますからね…)




 

ただし、多くの旅人にとって、大きな問題。それは

1、英語が話せないという人
2、英語が通じない国を行きたいという人

という場合ではないでしょうか?そんな方々を中心にここではお話したいと思います。

 

1、英語が話せないという人
英語を含めて日本人は極めて外国語ができない民族だと思われるかもしれませんが、別に外国語ができない人たちは世界中にたくさんいます。国外に行けるような各国の富裕層あるいはそれに準じる方々なら英語を話す方も多いですが、現地の人の多くはやはり英語を話すというのはきちんとした教育を受けた証であるということもいまだに事実だと思います。もちろん10年前・20年前に比べ、はるかに世界中のどこでも英語を理解してくれる方は増えました。グローバル化ということもあるでしょうが、インターネットの存在も大きいのだと思います。

話を戻して日本人の英語について。日本の英語教育のなにが問題なのかというと、個人的には「言葉を勉強してしまう」ことだと思います。これはあくまで個人的な意見ですが「外国語会話は習うより慣れろ」ということです。いくら参考書を読んだりしても特に英語などは実際のイントネーションが非常にわかりづらくなります。(reading/writingやビジネス会話は除きます。)

英語はイントネーションで話しているようなもので、発音記号とか、正直無意味までとはいいませんが、あまり気にする必要がありません。
それよりも英語を下手でもいいから発しようとしたり、流暢な英語である必要はないですからとにかく生の英語をふれること、この二つが非常に重要であると感じます。もちろんこれは英語には限らないと思います。

たった一ヶ月、早い人は数週間で英会話ができてしまう人がいますが、そういう方々の文法やwritingが完璧かというとそんなことはほとんどないと思います。文法や熟語などはある程度はなせるようになってからでもいいと思います。話すということに関してはですが。

 

とにかく、旅で困らないレベルの外国語をはなせるようになるには

1、とにかく聞いて
2、とにかく話して
3、下手だからといって控えめにならない

ということが重要なのかなと私は思います。

 

3番は我々日本人には少し厳しいかとは思いますが、だれだって最初はしゃべれないのです。特に発音を気にしないことがとても大事なように思います。そこに頭にいれながら外国語を接してみてはいかがでしょうか?

☆日本で話されている英語はアメリカ英語であって、イギリスで話されている本家本元の英語では発音などがかなり異なります。英語を身につける場合注意してください。

 

 

 

2、英語が通じない国を行きたいという人

いまや観光地は多くの場合英語を話すことのできる人を見つけられると思います。もちろん高級ホテルに寝泊まりされるような方々は多くのホテルスタッフは英語を解することが多く、誰かしらはnative speaker並みの方がいらっしゃると思います

しかし、バックパッカーのような観光地以外も訪れる方の場合、英語だけでは到底間に合いません。(もちろん通じる国でも通じやすいか否かの差はありますが・・・)

大まかに言えば、旧英国植民地と西ヨーロッパ各国(スペインを除く)はだいたい英語だけで困ることはありません。逆に、スペインと南米各国はスペイン語を、旧フランス植民地はフランス語を、それぞれ話せないとトラブルが起きたときに対応ができないかなあというのが印象です。

また、中国やロシアのように、一般に使う公用語が一つしかなく外国語の使う必要の無い、もしくは教育の整っていない国では現地の言葉を覚える必要があります。外国人から見れば日本語もこれに当たるのではないでしょうか。

以下の表は、10年ほど前に、私が完全に独断と偏見で英語の通じる通じないの目安やどの言葉が通じるのかという事を、実際に行って感じたり、聞いた話を表にまとめてみたものです。なお、人から聞いた話は数人以上の、実際にそこへ旅行した人からの情報で、信憑性の高いと思われる国についてしかコメントは避けてあります。今はこれがどこまで違っているのか、ようわからんけど・・・。

ちなみにですが、どこの国も若い方はそこそこ話せる方を見つけることができると思います。

 

※英語の通用度のランク
1:ほとんど通じない。観光地であっても話せる人がほとんどいない。いても若者だけ。
2:あまり通じない。観光地では通じても、現地の一般の人々はほとんど話せない。
3:そこそこ通じる。現地の人も英語を話す人が2~3割いる。若者は割と話せる。
4:かなり通じる。現地の人に話しかけても2人に1人は英語を話すことができる。
5:よく通じる。ほとんどの人が英語を解し、話すことができる。母国語。

 

地域・国名 公用語 英語の通用度 片言でも話せることが望ましい言語 補足
アジア
韓国 韓国語 韓国語 観光地日本語OK
シンガポール 英語、他 英語でOK
タイ タイ語 タイ語
香港 中国語 英語
バングラディシュ ベンガル語 ベンガル語 英語は独特
アフリカ
南アフリカ共和国 英語、他 英語でOK 英語聞き取り・難
ジンバブエ 英語、他 英語でOK 英語聞き取り・難
ザンビア 英語、他 英語でOK 英語聞き取り・難
ナミビア 英語、他 英語でOK 英語聞き取り・難
モザンビーク ポルトガル語、他 ポルトガル語 若い人は英語少しOK
ボツワナ 英語、他 英語でOK 英語聞き取り・難
オセアニア
オーストラリア 英語 英語でOK 独特の発音
ニュージーランド 英語 英語でOK イギリス英語により近い
北アメリカ
アメリカ合衆国 英語 英語でOK 米国内でも訛はあり
カナダ 英語、フランス語 英語でOK
中東
イスラエル ヘブライ語 英語 (ユダヤ人の場合)
エジプト アラビア語 英語 英語だけでも十分
ヨルダン アラビア語 アラビア語 観光地は英語OK
南アメリカ
アルゼンチン スペイン語 スペイン語 Let’s goが通じない
ウルグアイ スペイン語 スペイン語
チリ スペイン語 スペイン語
ブラジル ポルトガル語 ポルトガル語 サンパウロは日本語可
ペルー スペイン語 スペイン語
ボリビア スペイン語 スペイン語
中央アメリカ
エルサルバドル スペイン語 スペイン語
グアテマラ スペイン語 スペイン語
コスタリカ スペイン語 2 スペイン語 英語たまに若干通じる
ニカラグア スペイン語 スペイン語
ホンジュラス スペイン語 スペイン語
メキシコ合衆国 スペイン語 2~3 スペイン語 中米で英語一番通じる
ヨーロッパ
イギリス 英語 英語 クイーンズイングリッシュ
イタリア イタリア語 4※ 英語 バチカン市国含む
エストニア エストニア語 4 英語 若い人は英語OK
オーストリア ドイツ語 英語
オランダ オランダ語 英語
ギリシャ ギリシャ語 英語 観光関係者は問題なし
スイス ドイツ語、他 3~4 英語 ドイツ語圏では英語OK
スウェーデン スウェーデン語 英語
スペイン スペイン語 スペイン語 全然通じない
チェコ チェコ語 英語 若い人は英語OK
デンマーク デンマーク語 英語
ドイツ ドイツ語 英語
トルコ トルコ語 トルコ語
フィンランド フィンランド語 英語
フランス フランス語 英語・フランス語 頼めば英語話してくれる
ベルギー フランス語、他 4 英語
ポルトガル ポルトガル語 英語

※イタリアは南部はあまり通じない。

管理人がよく耳にした情報

地域・国名 公用語 英語の通用度 片言でも話せることが望ましい言語 補足
中国 中国語 中国語 筆談で通せるらしい
ロシア ロシア語 ロシア語 旧ソ連はロシア語必須
東アフリカ 英語 英語でOK 聞き取り・難
西アフリカ フランス語、他 フランス語 フランス語聞き取り・難

 

ここ10年間で私は旅のスタイルが変わってしまったので、だいぶ印象が違うかもしれません。あくまでも目安だと思ってください。




 

今は英語を解する人が以前より明らかに増えましたし、ポケトークなどの翻訳機もかなり便利になってきました。なので言葉のトラブルは明らかに以前より減ってきていると思います。それでも現地の言葉や英語・スペイン語などを解していると、現地の方々にとも触れ合えるし、楽しさは倍増すると思います!

この国はこうだったよ!というのがあれば教えてください♪

ちなみにここに入っていない国もあるので、それらの国も徐々に追記していきたいと思います。

 

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 旅人、元バックパッカー。内科医。18歳の時に約10か月ほどかけて世界一周を経験。西回りに世界を駆け巡り、その後も休みがあれば旅を続け、今まで訪れた国はだいたい60か国くらい。旅で出会った日本人女性と結婚し、妻と子供2人の4人家族。

今まで1人旅・カップル旅を経て、家族旅行するようになっても世界中のどこへでも行く旅好き家族に。

「子供がいるからそこへは行けない」ということがないわけではないけれど、子供たちのためにも、子供たちのためになるのであれば、どこへでも行きたい、世界一周旅行でも行きたいと妄想し続けるアラフォー。まずの目標は「50歳でもう一度妻と世界一周する」。

夢は、世界のすべてをこの目でみること・世界の広さや美しさを子供に、そして世界に広めること。

今の充実した生活の原点を作り出したのが自分にとっては旅だった。見るものすべてが新しかったあの旅の感動は忘れられない。

 

2020年末をめどにアジア某国に家族で移住予定。旅の話とともに、移住の話もお伝えしていこうと思います。

子連れ旅行のことを中心に、役に立てたらうれしくおもいます。

 

Instagram:アイジュ




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