とにもかくにも「どこの国に行ってみたいか」「どんな地域を見てみたいか」「どんな人々の文化に触れたいか」など、ある程度知識を身につけておかないと、旅のプランを立てられないどころか素晴らしい場所を知らないまま世界に旅立つことになりかねません。
旅の情報は2通りあると私は考えています。
①その場所・文化の存在を知ること
たとえば私が世界中を放浪したとき、まだボリビアにあるウユニ塩湖はそこまでメジャーではありませんでした。今でこそCMで使用されたり、「死ぬまでに訪れたい場所」というような特集で出てきたりしますが、私自身も旅の途中でウユニ塩湖という素晴らしい場所があると聞かされ、その存在を知りました。このように、いくら素晴らしい土地・人・文化があったとしてもそれを知らなければ一生そこにはたどり着きません。地球の歩き方に代表されるようなガイドブックを読んだだけでは知りえない情報がたくさんあります。
もちろんそんなときはTV番組をみて知ることも立派な情報収集ですし、インターネットの「世界遺産ランキング」などで見て知ることも必要だと思います。ただし、こういった情報は知名度に影響されるため、『知る人ぞ知る』といった土地や文化の情報を収集するには限界があるかもしれません。
たとえばですが、私が行ったことのある「独立国じゃない国(?)」としてカラカルパクスタン共和国というのがあります。ご存知ですか?
いずれご紹介したいと思いますが、もしご興味のある方はgoogleでけんさくしてみてください笑
②現地で旅するのに必要なこと
今はtwitterなどの登場により、インターネットを通じた情報網がすさまじく、私が世界中を放浪していた10年以上前に比べれば、世界のどこにいても現地の情報が速やかに入ってくるという状況になりつつあると思います。昔は情報ノートなどの旅人同士の直接の情報交換が必要不可欠でしたが。
ただ、やはり最終的な現地の情報は「行ってみてわかる」ことが究極だと思います。
この国の「○○は危ない」とか「××は今は昨日からストで大変なことになっている!」など、もちろん現地のほうが情報錯そうしていることもありますが、現地人のいうことはいつも注意を払っておくべきだと思います。そういう意味でも、現地の言葉や英語をはじめとした外国語は知っておく必要があるかもしれませんね。