成長株投資成功と失敗例~ハイパー3054~

【成長株投資成功例②】かつ【成長株投資失敗例②】

ハイパー 3054 をご紹介します。今まで投資した中で最も印象に残っている銘柄の1つです。

非常に成功したといってよいと思うのですが、今考えればやはり反省点があります。したがって成功例ではありますが、しっかりと失敗も含まれており、以前紹介したあじかんとは違い大大成功ではないところがとても勉強になります。振り返り大事ですね本当に。儲かった金額だけであれば大成功かもしれませんが、ちゃんと学べるところは学んでいきたいと思います。

※なお、ハイパーは私が売却したのちに株式分割を行っているため、株価が異なりますことご注意ください。

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ハイパー 3054:初の4桁利益をたたき出した銘柄

株式会社ハイパー https://www.hyperpc.co.jp/

JASDAQ 卸売業

購入時期:2017/5/29~2017/7/28にかけて購入→2017/12に一部買戻し

売却時期:2018/12に一部売却→翌年1月に約7割を売却、 2018/3に1350円ほどですべて売却

四季報のスクリーニングで見つけた銘柄で、パソコン販売などを手掛ける会社。私はまったくビジネスモデルなどのことはわからないので何とも言えませんでしたが、何度も見直しても、何度もHPを見ても、いくら社長が頼りなさそうとはいえ、いくらなんでも安すぎる、大化けするかもしれないとかなりの期待値をこめていました。それまでに出会った銘柄の中でも最も強気に入れた銘柄といっても過言ではないです。社長さん自ら東証一部を目指すという文言が中期経営計画に書かれていた点や、成長率がかなり高いことが見過ごされているのではないかと感じ投資に踏み切りましたが、その強気が結果的に大成功、ビーロットとともに2017年の年間投資目標達成の大きな原動力となった銘柄です。

『アスクルのPC関連販売というマイナーな印象も当初はあったが、新規事業などへの着手や、国内市場でもまだまだ望みがあること、時価総額の小ささなどの総合的な観点から「絶対上がる」とほぼ確信を得ることができた銘柄だったように思う』と当時の投資日記には私はそう記してあります。あじかんやビーロットもかなり強気ではいりましたが、だれも見つけていない銘柄という意味ではこのハイパーを見つけたのはかなりのファインプレイだった、ラッキーだったと考えています。

新高値ブレイクのような形になったことを確認し、2017年5月末から買い始めました。最終的に584円7000株で勝負しています。8月に上方修正が出たにも関わらずブレイクしなかったことで、一時はどうしようか悩んだ時期もありましたが、年末にビッグデータ分析のプラットフォームの提供を開始したこと株や主優待を新設したりされたことをきっかけに大ブレイクしました。そのブレイクの際、当初の目標の1300円に到達したこともあり、2000株を利益確定しています。(これを第1波と呼んでいました。)全株売却も考慮しましたが、会社のIRや成長性が加速する可能性や、セキュリティソフトに関するIRへの期待があったことなど、中期経営計画を読めば読むほどさらなるブレイクが期待できるのではないかと思い、目標株価を2000円に再設定し、全部の売却を先延ばしにした上でさらに1150円くらいでまた買い戻しています。

結果的にこれが大成功につながります。第2波が来ると勝手に予想していましたが、またまたラッキーなことに2回目の大ブレイクが訪れました。2000円に到達した際に、さすがに株価は期待が大きすぎて買われすぎ、PEGレシオが追い付かなくなってきたと判断したことから7割以上を利益確定しました。ちょうど下のチャートで一番天井だったところです。

ここまでは最高だったのですが、その後徐々に下がっていき、最終的に残りを1350円ほどですべてを売却しています。売却した理由は、思ったよりも会社の中期経営計画の数字が弱気で鈍化していたことなどからです。

とはいえ、結局2100円前後の株価から売却をつづけていたことが功を奏し、最終的には夢の1銘柄1000万円利益を達成しました。この銘柄はcup with handleも形成していましたし、ファンダメンタル的にもテクニカル的にも私の新投資法の条件をほとんど満たしていたと思います。

【反省点について考察】

今思えば、第2波が来た際の2000円超の最高値から15~20%以上も下落したにもかかわらず保有を選択したのが反省すべき点だったかなとも思っています。結局最高値の2300円を30%以上下落した状態で売っており、好ましい判断だったとは言えないと考えています。また、1150円という、いわゆるcup with handleの底の部分で買ったからこそ少し利益を増やせていますが、本来の方法であればこれも好ましくありません。下落し続けているポイントで買っているのもマイナスポイントだと思います。本来ならcupの底に行きつく前に買いたい分だけ買っておくことが望ましいといわれていますし。買いたくなっちゃうのがダメなところなんですが、実際はかって底で買っておいて、もしcup with handleの形成に至らないと確認すれば売るとかでもいいのかもしれませんが、それは要検討。いずれにせよ、最初の小さなブレイクのタイミングで第1波が来る前に大量に仕入れていたのはインとしてはよかったのではないかと思っています。

ただし、第1波が来た時に1300円で売り切らずにいたのも、20%以上の下落に耐えての結果であることも事実です。そういう風に考えれば、一部利益確定しつつ買い戻しを検討したのは結果的に運がよかったものの、やはりPEGレシオをなどを考えながら想定した株価に到達したりした際に多くを利確することが重要なのかもしれません。

とはいえ、JIAでは再設定した目標値が高すぎて到達できず、あえなく塩漬けに近いような扱いをしてしまうことにもなりましたので、バイイングクライマックスの場面で多くを売り、20%以上低下を確認して売るということをルールづけたほうがやはり良いのだと思います。売るのは本当に難しい・・・。

もしかしたらこういうケースでは、頂点になった部分の株価を見るのではなく、終値をみることも必要なのかなとも思いました。あるいは20%の下落ではなく25%の下落までを許容するルールであれば、今回のような大勝利はもぎ取れていたことも事実です。

自分のルールに「目標株価を到達したら、25%の株を売るが、損小利大の精神で保有を継続する。ただし、右肩下がりにその後なったり、株価最高値で売ることができなかった場合、その株の高値から25%低下した場合はすべてを売却する」といった具合に加えてもよいのかもしれません。今後のまだまだ検討課題ですが、ほかの銘柄の分析を進めていってそれがよさそうであれば採用していこうと思います。

オニールさんの書籍には「買うときは大胆に買い、売るときは分けて売る」というようなことが書かれています。(少なくとも私はそのように解釈しています。)まさにそれを体感するような銘柄でした。

成長株集中投資を始めて1年半ほどで、確定利益で総額4桁(税引き前)にのせた初めての思い出深い銘柄となりました。

【利益】

およそ410万円で買い、最終的に1420万円ほどで売却しています。年率で計算すると約半年間で3.4倍ほどの株価になったとして、年率で500%ほどの利益をもたらしたことになります。より解決すべき勉強すべき点もあるかと思いますが、十分な勝利であったことは間違いなく、今後もどうすればこういう銘柄にたどり着くかしっかり過去の事例や銘柄をみて勉強していきたいと思います。

【ハイパーを取引したことの反省点・考察まとめ】

売り時についてはもっと勉強する必要がある。機械的に売る場合は

「目標株価を到達したら、25%の株を売るが、損小利大の精神で保有を継続する。ただし、右肩下がりにその後なったり、株価最高値で売ることができなかった場合、その株の高値から25%低下した場合はすべてを売却する」

ことを念頭とする。

今度は狙っていたのに買わなかったあるいは買えなかった銘柄も反省していこうと思います。

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